2023年07月07日

令和5年 第26週 (6月26日~7月2日)

■県内概況■
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は 7.89 です。
定点把握になって以降やや増加でありましたが、今週は増加になりました。
今後急増に転じないためにも基本的な感染対策の徹底をお願いします。
 ヘルパンギーナの定点当たり報告数が 9 年ぶりに警報開始基準値である「6.0」を上回りました。
奈良市以外の全地域で増加しているので注意が必要です。
特に中和保健所管内西部地域では4週連続で大きく「6.0」を上回っています。
また、吉野保健所管内は 8.67 で前週の 3.33 から急増しています。
ヘルパンギーナは、発熱や口の中に水疱性の発疹ができる疾患で、発熱時に熱性けいれんを伴うことや、口の中の痛みにより水が飲みにくくなって脱水症状を起こすこともあるため、子供の様子に注意しましょう。
 RS ウイルス感染症の報告数は減少傾向ですが、まだ注意が必要です。
引き続き、感染予防を心がけましょう。

■第26週のトピックス■
◆麻しんについて(7月4日更新)(厚生労働省HP)
>>詳細はこちら
◆インフルエンザウイルス流行株 遺伝子系統樹 2023年6月29日
(国立感染症研究所HP)
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(令和5年7月7日更新)