2023年第24週
～ヘルパンギーナ、感染性胃腸炎、
新型コロナウイルス感染症、
RS ウイルス感染症～

令和5年 第24週 （6月12日～6月18日）

■県内概況■
　ヘルパンギーナの報告数が、5 週にわたり急増しています。
ヘルパンギーナの主な原因である「コクサッキーウイルス A 群」は、ノンエンベロープウイルスであり、アルコール消毒剤に対する抵抗力が高いため、流水とせっけんでしっかり手を洗い、ウイルスを落とす等の感染対策が必要になってきます。
　感染性胃腸炎の報告数は、前週から横ばい傾向となっています。
夏期は汗を多くかくため、脱水症状が起きやすい時期です。
嘔吐や下痢の症状が激しい場合は、注意しましょう。
　新型コロナウイルス感染症の報告数は、やや増加傾向となっており、隣接する府県についても、同様に増加傾向となっています。
手洗いや換気、マスクの効果的な場面での着用など、基本的な感染対策に取り組みましょう。
　RS ウイルス感染症の報告数は、前週から減少しましたが、流行しています。
引き続き、感染予防を心がけましょう。

■第24週のトピックス■
新型コロナウイルス感染症に関する抗体保有状況調査について（厚生労働省HP）
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新型コロナウイルス感染症の直近の感染状況等（2023年6月16日現在）（国立感染症研究所）
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【奈良県感染症情報センター（奈良県保健研究センター）より参照】
（令和5年6月23日更新）