2022年11月18日

2022年第45週 (11月7日~11月13日)

■県内概況(新型コロナウイルス関係)■
 第 45 週の新型コロナウイルス新規感染者報告数は 3509 名と 5 週連続で増加しており、全国的にも増加傾向にあります。
また、保健研究センターのゲノム解析の結果、オミクロン株の一種である BQ.1.1が県内で初めて検出されました。
県民のみなさまには引き続き、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗いやアルコールによる手指衛生」、「換気」など、基本的な感染予防対策の徹底を改めてお願いいたします。
新型コロナワクチンの早期の接種もご検討ください。

■県内概況(その他の感染症)■
 インフルエンザの報告数が増加しています。昨シーズンは、流行がなかったインフルエンザですが、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。
基本的な感染予防対策や適度な湿度の保持、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取も大切です。

■12 月 1 日は世界エイズデー」■
「このまちで暮らしている。私もあなたも。
12 月 1 日は世界エイズデー」
治療法の進歩によりHIV陽性者の予後が改善された結果、HIV陽性者は感染の早期把握、治療の早期開始・継続によりエイズの発症を防ぐことができ、HIVに感染していない人と同等の生活を送ることが期待できるようになりました。
また、治療を継続して体内のウイルス量が減少すれば、HIVに感染している人から他の人への感染リスクが大きく低下することも確認されています。
新型コロナウイルス感染症の影響により、孤立・孤独が他人事ではなくなってきたいま、ひとりでも多くの人がHIV/エイズのことを自分事として捉え、HIV/エイズに関する検査や治療、支援などの知識を身につける契機とし、正しい知識の普及を通じて、HIV検査の受検促進や差別・偏見の解消等を図ることを目的として、12 月 1 日を中心に世界各国でエイズに関する啓発活動を実施しています。

厚生労働省(12 月 1 日は「世界エイズデー」)
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API-Net エイズ予防情報ネット
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■第45週のトピックス■
◆(2022年11月版)新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識
 (※2022年11月10日掲載)(厚生労働省)
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◆日本の予防接種スケジュール(2022年11月10日更新)
 (国立感染症研究所)
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【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(2022年11月18日更新)