2023年03月24日

令和5年 第11週 (3月13日~3月19日)

■県内概況■
 第 11 週の新型コロナウイルス新規感染者数は 578 名と、第 10 週と比べ横ばいです。
 インフルエンザの報告数は第 10 週より減少していますが、定点当たり報告数が 1.0 を下回るまでは注意が必要です。
両疾患とも、基本的な感染予防対策の徹底を改めてお願いいたします。
 感染性胃腸炎が増加しています。
感染性胃腸炎は細菌やウイルスなどの病原体による嘔吐、下痢を主症状とする感染症です。
原因の一つであるノロウイルスは、感染力が非常に強く、少ないウイルス量で感染します。
感染者の便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれており、下痢等の症状がなくなっても、長いときには1ヶ月程度ウイルスの排泄が続くことがあるので、症状が改善した後も注意が必要です。
調理を行う前や食事の前、トイレに行った後など、流水と石けんによるこまめな手洗いを行いましょう。

■第11週のトピックス■
◆新型コロナウイルス感染症への対応について(感染症法上の5類への移行に向けた取組)(奈良県)
>>詳細はこちら

【奈良県感染症情報センター(奈良県保健研究センター)より参照】
(令和5年3月24日更新)